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目で見る群馬の歴史―群馬県立歴史博物館―





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群馬県立歴史博物館 グランドオープン記念企画展
「海を渡って来た馬文化-黒井峯遺跡と群れる馬-」




開催概要  関連イベント 基本情報 


開催概要



 当時最速の乗り物だった馬とその文化は、古墳時代に朝鮮半島より伝わりました。5世紀後半には群馬県域にも渡来人によって馬文化がもたらされ、やがて当地域は全国でも有数の馬の生産地となります。
 奈良時代、上野国の中心地であった「クルマ」郡は、名称に「群馬」の漢字二字があてられて群馬郡となり、近代に至って県名の由来となりました。
 本展覧会では、国家や地域社会の形成の動力となった、馬文化の起源を探る上で欠かせない資料を、一堂に集め、東国、そして群馬県域への馬文化の到達のダイナミズムを東アジア的な視点で描きます。



展示のみどころ



Ⅰ 県名「群馬」の名のルーツと考えられる上毛野国(かみつけののくに)の馬文化、その足跡をたどります

「馬」は、約1,500年前、初めて日本列島に渡来し、古墳時代の国家形成等の原動力となりました。また、後の奈良時代に「群馬」という名が誕生する際、大きな影響を与えたとされています。
 今回の展示では、韓国の優品や、国宝をはじめとする国内有数の資料で、古墳時代・上毛野国に華ひらいた馬文化の足跡をたどります。



左:棘葉形杏葉 右:鐘形杏葉
左(藤ノ木古墳/国宝) 右(韓国 鷄林路14号墓)
 
Ⅱ
 (よろい)を着た古墳人」が蘇る!
   復顔像初公開・人骨同時公開


 平成24年秋、その発見ニュースが全国を駆け巡った金井東裏遺跡の「甲を着た古墳人」、果たして、その人物とはどんな男だったのか?本物の人骨の公開とともに、最新の科学と技術を結集して完成した復顔像を初公開します。
 また、実物を忠実に再現した(かぶと)と甲の試着体験もあります。さらに、当時のムラの姿や、襲われた火砕流の様子など、CGを駆使した映像でご覧頂けます。



(よろい)を着た古墳人の頭骨(金井東裏遺跡)
 Ⅲ馬形埴輪大集合! 古墳時代の「群れる馬」

 「埴輪大国」として知られる群馬県は、馬形埴輪についても質量ともに、全国ナンバーワンです。今回展示する馬形埴輪13体(県内10体、県外3体)のうち10体を露出展示で公開します。



群馬県太田市高林西町
埴輪 人が乗った馬

群馬県立がんセンター蔵
【太田市指定重要文化財】



展示構成


 プロローグ 

 
第1章 倭人と馬の出会い  

 第2章 馬生産のひろまりー畿内から東国へー    

  スポット よみがえれ!古墳人プロジェクト

 第3章 「群れる馬」の姿を追うー黒井峯遺跡とその周辺ー   

 第4章 東アジアの馬飾りー金属工芸の至宝ー

 第5章 律令社会への歩みと東国の馬文化  
 

■韓国からの主な借用品
 遺物名  遺構名  所蔵
方形鏡板付轡 末山里3号墳  国立金海博物館
金製垂飾付耳飾 玉田28号墳  国立金海博物館
f字形鏡板付轡 福泉洞23号墳  国立釜山大学校博物館
 轡 福泉洞10-11号墳 釜山広域市立福泉博物館
 f字形鏡板 池山洞44号墳 主槨 国立慶北大学校博物館
  轡 玉田35号墳 国立慶尙大学校博物館
 鐘形杏葉 鷄林路 14号墓 国立慶州博物館
 


関連イベント


グランドオープン記念 企画展の関連イベントを開催いたします。
各イベントは事前に電話予約が必要です。
電話番号:027-346-5522
予約期間:9月1日(金)より開始、各イベント前日まで受付。
受付時間:9:30~16:30 ※但し休館日は除きます。
定員:144名(先着順、定員になり次第予約受付は終了)
会場:視聴覚室(入室は開始1時間前から)


◆講演会

 日付 講座名 時間 予約
9/30(土) ■館長講演会
右島和夫
(群馬県立歴史博物館 館長)
「海を渡って来た馬文化」
 13:30~15:00 受付中
10/1(日)   ■特別講演会及び鼎談
「5・6世紀の朝鮮半島と倭」
講師 洪 潽植氏 (韓国国立公州大学校 教授)
通訳 高田貫太氏(国立歴史民俗博物館 准教授)
■鼎談
洪 潽植氏×右島和夫(当館館長)×高田貫太氏
13:3016:00 受付中
 10/22(日)  ■特別シンポジウム
「海を渡って来た馬文化」
パネラー:
青柳泰介氏(奈良県立橿原考古学研究所 調査第2係長)
諫早直人氏(奈良文化財研究所 研究員)
高田貫太氏(国立歴史民俗博物館 准教授)
コーディネータ-:右島和夫
12:00~16:00  受付中
 11/19(日)  ■第6回古代東国文化サミット関連行事
「木曽馬から探る古代馬の生態」
講師 中川剛氏(木曽馬の里・乗馬センター飼育・調教総括)

☆第6回東国古墳文化サミットについてはコチラ
13:30~15:00   受付中

◆連続講座
 日付   講座名 時間 予約
10/8(日) ■第1回
「金井遺跡群の調査と馬文化」
講師 徳江秀夫氏((公財)群馬県埋蔵文化財調査事業団 専門調査役)
「古墳時代豪族の地域経営と馬生産の導入~上毛野を例に~」
講師 若狭徹氏(明治大学文学部 准教授)
 13:30~16:00 受付中
10/15(日)   ■第2回
「黒井峯遺跡等から見た古墳時代の馬の生態」
講師 石井克己氏(元 渋川市教育委員会 文化財保護課長)
「古代「群馬」の馬」
講師 前澤和之氏(上野三碑世界記憶遺産登録推進協議会 委員)
13:3016:00 受付中
 10/28(土)  ■第3回
「古人骨からよみがえる金井に生きた人々」
講師 舟橋京子氏(九州大学大学院 比較社会文化研究院 講師)
13:30~15:00  受付中
 11/5(日)  ■第4回
「“甲を来た古墳人”はどんな顔?~復顔師が語る古墳人骨の秘密~」
講師 戸坂明日香氏(株式会社A-Lab 復顔師)
13:30~15:00   受付中
 11/11(土)  ■第5回
「馬生産から見た古墳時代の伊那谷」
講師 渋谷恵美子氏(長野県飯田市教育委員会 主事)
13:30~15:00 受付中 


◆ギャラリートーク
学芸員による展示解説(全5回、14:00~15:00)

※予約不要・要観覧料
日程  時間 事業名 場所
10/7(土)
10/15 (日)
11/3(金・祝)
11/18(土)
11/25(土) 


 
14:00~15:00



学芸員による展示解説

企画展示室



       

基本情報

 

会期 平成29年9月30日(土)~11月26日(日)
開館時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日 毎週月曜日(10月9日(月)は開館、10月10日(火)は休館) 
入館料 一般800円(640円)/大高生400円(320円)/中学生以下無料
※カッコ内は20名様以上の団体割引料金/障がい者手帳持参者とその 介護者1名は無料
主催 群馬県立歴史博物館
共催等 群馬県教育委員会、公益財団法人 群馬県埋蔵文化財調査事業団
刊行物 展示図録・リーフレット



企画展の年間予定


 ■企画展の年間予定(今後予定されている企画展)
現在、開催計画中の展覧会の名称と期間をご紹介しています。変更される可能性もありますので、ご来館前にはホームページ等でご確認下さいますようお願いいたします。