博物館講座「古代上野国ゆかりの木簡を読む」を開催しました。

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6月28日(土)に歴史博物館講座「古代上野国ゆかりの木簡を読む」を開催し、当館学芸員の小池がお話させていただきました。

木簡とは木片に文字を記したものの総称です。古代日本では、文書行政におけるアイテムとして、利用目的に応じて紙と木を併用していました。今回の講座では、「古代上野国ゆかりの木簡が何を物語っているのか」をテーマに解説しました。

はじめに、文書行政における木簡の機能・役割について概説し、その後、上野国ゆかりの付札木簡5点、文書木簡3点を取り上げ、その内容を読み解きながら、史料的価値を説明しました。古代上野国に関する文献史料は限られており、これらの木簡は、上野国の人々に課せられた租税や兵役の実体、都へ赴任して働く人々の様子を知ることのできる貴重な史料であり、今後も新たな木簡の発見により、古代上野国に関する研究の進展が期待できるとのことでした。

現在開催中の「コレクション展」では、講座で取り上げた8点の木簡(レプリカ)を展示しています。参加されたみなさんは、講座修了後に企画展示室へ足を運んでいらっしゃいました。

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