博物館講座を開催しました。

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  8月22日(土)に、高崎青年センター講堂において、今年度3回目となる「歴史博物館講座」を開催しました。今回のテーマは「近世上州の地域性②~浅間山の大噴火と生糸貿易を中心に~」でした。

   天明3(1783)年に発生した浅間山大噴火の上州への影響が、『飢饉、価格暴騰、打ちこわし→田沼政権へ大打撃→松平政権による「岩鼻陣屋の創設」』という流れで解説されました。そして、農村にまで貨幣経済が浸透し、蚕糸・織物業が普及していた上州において農村の復興を目的とした岩鼻陣屋が創設されたことこそが、まさに上州の地域性を顕著に表している、と結びました。生糸貿易に関しては、生糸売込商人の活躍の背景にある旗本領の多さ等の特徴が上州の地域性として挙げられました。講座が終了してからも残られて熱心に質問されていた方が数名おり、近世の上州への関心の高さがうかがえました。

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