大切なお知らせ
【次回予告】春の特別収蔵品展「安中藩の名奉行」
江戸時代後半の安中藩では、名君とされる藩主・板倉勝明(いたくらかつあきら)のもとで現在の安政遠足侍(あんせいとおあしさむらい)マラソンの由来とされる遠足(とおあし)が実施され、優れた学者の著作をまとめた『甘雨亭(かんうてい)叢書』が刊行されるなど、注目すべき取り組みがなされました。そのような安中藩において郡奉行(こおりぶぎょう)などを務めたのが猪狩(いかり)家です。本展では猪狩家伝来の資料を通じて、安中藩の奉行の実像とその時代について迫ります。
【次回予告】春の特別収蔵品展 関連行事一覧
春の特別収蔵品展「安中藩の名奉行」の関連行事を紹介します。
小学校3年生向けのオンライン授業を行いました
歴史博物館では2月12日まで「昭和のくらし」の展示を行っていました。それに伴い、小学校3年生の社会科の内容にもある、「道具とくらしのうつりかわり」についてオンライン授業を行いました。 小学校3年生向けのオンライン授業は初めての試みでしたが、県内の小学校10校と行うことができました。今ではあまり見ることのできない、昭和の時代の道具を画面越しに興味深く見ている様子がうかがえました。子どもたちからは「昔は大変だったけど、いろいろ工夫してきたから、今の便利さがあるのがわかった。」、「もっと昔の道具について調べてみたい。」などの感想がありました。 実物を見るのに勝るものはありませんが、少しでも子どもたちの学習の手助けになればと思っています。今年度のオンライン授業の受付は終了となりましたが、来年度、博物館と連携したオンライン授業に興味があるという先生はご連絡いただければと思います
「日本凧めぐり」と「昭和のくらし」展示の職員研修を行いました
12月16日に「日本凧めぐり」と「昭和のくらし」の展示の職員向け説明会を実施しました。 企画展示室を2つのエリアに区切り展示を行う「日本凧めぐり」と「昭和のくらし」、それぞれの展示担当者から展示構成や概要、みどころについて説明を受けました。まずは、「日本凧めぐり」の展示担当者による解説があり、3つの章で構成される展示の中から幾つかの資料を取り上げ、それら凧の特徴や特色などについて話を聞きました。次に、「昭和のくらし」の展示担当者より展示全体のコンセプトやテーマ毎に配置された各展示コーナーの概要・目的などの説明がありました。説明会の間、職員はメモを取ったり、時折ガラスケースの中の資料を眺めたりしながら、担当者による解説に熱心に耳を傾けていました。両担当者の説明が終了した後は、各職員が各々自由に気になる資料の前でじっくり眺める様子や職員同士で資料に関して言葉を交わす様子が見られました。